泌尿器科


性感染症(性病)について

尿道に細菌などが侵入して、粘膜が炎症を起こしている状態を尿道炎と言います。

クラミジア

クラミジアが原因の尿道炎で、日本でも感染者が1番多いのがこの感染症です。
あらゆる性行為から感染する可能性があり、感染率は70%と言われています。
女性が男性に対してフェラチオをすると、男性が感染していたら女性の喉に感染してしまう場合が あり、
女性が感染していたら男性の性器に感染する場合があります。
絶対ではありませんが、体液と体液がまざりあう行為であれば、感染する可能性は否定できません。

淋病

淋菌が原因の尿道炎で、感染力が強く感染者と性行為をすると簡単にうつります。
淋病の人と性行為をした場合、まず感染すると考えたほうが良いでしょう。
コンドームをしているから大丈夫だという話しをよく聞きますが、オーラルセックス(フェラチオ・キスなど)でも感染します。
挿入時だけコンドームをしていても、それ以外の感染経路というのはあるのです。
今10代、20代の若者に大流行しており、感染するとかゆみや、排尿時に膿が出たり、激しい痛みを感じたりします。
クラミジアの場合、症状が表に出にくいという特徴があり感染に気づく人も少なく、
潜在的な感染者が何倍もいるのではないかと言われておりほかの人に感染させる危険性も大きいわけです。
女性にうつすと不妊症の原因になることもあるので要注意です。
放置するとだんだん痛みがひどくなるので医師の診察を受け、病気であると診断された場合は早急な治療が必要です。
女性の方は婦人科のある病院を受診してください。

前立腺治療

前立腺治療では、初診時に超音波と血液検査(腫瘍マーカーPSA)を行い、まず前立腺肥大か前立腺癌かのふるい分けを行ったうえで、
薬物治療を主体としたケアを行います。
前立腺癌等、当院では治療困難と判断した場合は、国公立病院や大学病院への紹介も行います。

薬物治療

前立腺肥大に良く見られる排尿困難、夜間頻尿などを改善させるハルナール、フリバスなどの薬剤を主体に治療を行います。


ページの先頭へ