慢性頭痛治療


当院では、頭痛のタイプを片頭痛、緊張性頭痛、その他高血圧や基礎疾患に伴う頭痛の3つにタイプ分けし、最適な治療や薬の処方を行います。

頭痛について

頭痛は、痛みの起こり方によって、大きく「日常的に起こる頭痛」「脳の病気に伴う頭痛」「慢性頭痛」に分けて考えられます。
「日常的に起こる頭痛」は、かぜや二日酔いによるもので、原因が解消されれば自然に治ります。
これに対して、くも膜下出血、脳出血などによって起こる「脳の病気に伴う頭痛」は、何の前ぶれもなく激しい痛みがあらわれることが多く、生命に危険がおよぶケースもあるので注意が必要です。
「慢性頭痛」は、原因がはっきりしないまま、繰り返し起こる頭痛です。いわゆる「頭痛持ち」の頭痛で、頭痛全体の約80%はこのタイプといわれています。当院では、慢性頭痛を片頭痛、緊張性頭痛、その他高血圧や基礎疾患に伴う頭痛の3つにタイプ分けし、最適な治療や薬の処方を行っています。

緊張型頭痛

緊張型頭痛は、無理な姿勢を長時間続けたときのような肉体的ストレスや、仕事上の悩みのような精神的ストレスによって起こる頭痛です。どの年齢層にもみられます。このタイプの頭痛は、午後になって疲れてくると痛みが強くなる傾向があります。

片頭痛

疫学調査によると、日本人の約8%が片頭痛に悩まされているといわれ、男性よりも女性に多くみられます。たいていの場合、10~20歳代ではじめてあらわれ、その後、いわゆる「頭痛持ち」に移行します。
片頭痛の場合、痛みは数時間から、長い場合は数日間続きます。片頭痛の名のとおり、頭の片側のこめかみから目にかけてのあたりが痛むことが多いのですが、頭の両側や後頭部が痛むケースもみられます。

その他高血圧や基礎疾患に伴う頭痛

基礎疾患の程度を把握することから始めます。


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